オーバーフローぷれじゃ〜ボックス
ブランド名 Overflow ジャンル バラエティーソフト
発売日 2001.04.27 定価 \5,800
パッケージ 紙製変形パッケージ(135x176x115mm) マニュアル ブックレット
DISC容量 514.8MB+CD-DA=628.0MB、CD-DA1トラック
原画 Bou、西E田 シナリオ メイザーズぬまきち、屑美たけひこ
音声 フルボイス、紫苑みやび、小嶋千明、岩泉まい、羽田リカ、寧々、ダイナマイト亜美
甘柿若、齋藤よし子、春日アン、森本れおな
インタフェース フルキーボードサポート 描画 Window・フルスクリーン両対応、
800x600
セーブ箇所 20箇所 あり(1曲、ED)
おまけ なし
対象属性 妊婦、病院物、学園物、ギャグ、ラブコメ、眼鏡っ娘、ストレートロング、お兄ちゃん、
ショートカット、カチューシャ、オーバーニーソックス、看護婦、幼なじみ、青髪、
ポニーテール、ストレートロング、リボン、お嬢様、お兄ちゃん、妹、ロリ
1プレイ時間 1〜2時間 お奨め度 7

レビュー
立方体の変形パッケージ。持って帰るの大変やっちゅーねん(^^;

「オーバーフローぷれじゃ〜ボックス マヨちゃんぬいぐるみ付き」
…ということで封入特典はマヨちゃんのぬいぐるみ。
…私にはぬいぐるみのおまけにゲームが付いているように見えましたが…(笑)
# てゆーか、最初どこにゲームが入っているのか探したよ(^^;


マニュアルはブックレット。

絵の方は…らーじPONPONとピュアメールですね(笑)


インタフェースはフルキーボードサポート。

描画はWindow・フルスクリーン両対応。動作は軽快。
特筆すべき点は、Windowのサイズが800x600なこと。

セーブ箇所は20箇所。…といっても、セーブが出来るのってピュアメール外伝
だけですけどね(^^;


まず、ゲームを起動するとこのゲームの内容説明が始まります。
マスコットキャラクターのマヨちゃんと、メイザーズ博士との対話形式で
進みます。…対話形式と言うより、漫才です(笑)
# 「マヨが描かれていない無地のCDで遊ぼうとしているみなさまは、
# 逝ってよしでしゅな」(笑)
##いつも爆発オチの異星人マスコットや千葉を支配する人気ネズミ…(^^;

そして、なんと言っても特筆すべき点は、マヨちゃんの地声。
「わがままなユーザーは、逝ってよし、でしゅ」(爆笑)
# オーバーフローさん、あんたすげーよ。凄すぎるよ。光ってるよ(笑)


このゲームに含まれるメニューをそれぞれ書いてみます。

・ピュアチャッター碧
ピュアメールのヒロイン奈川碧が、緒方圭(ピュアメールの主人公)を
めぐって、他のヒロインたちとタイピング勝負を繰り広げる話です。
…何故にタイピング勝負…(^^;

内容は、相手が出題してきた言葉を時間内にタイピングするだけ。
私は通常の設定でも余裕がありましたが、辛い人は設定で難易度を変更
することが出来ます。
しかし…スゴい文章が出てきますね(^^; 普通のタイピング練習ソフト
ではまず出てこないような文章の連続。
てゆーか、私は「デカルチャー」などという文章が出てくるような
タイピング練習ソフトは知らない(笑)
# こんなの打てるようになっても実用性無いような気がするぞ(笑)

ちなみに、途中で1度仮名入力モードになるのが鬼畜くていいですね(笑)
ちなみに私は元もと仮名入力で、ローマ字入力より仮名入力の方が
圧倒的に早かったりするんですけどね(笑)
# でも、英語キーボードを使ってる人はどうするんだろ(^^;
##まあ、設定で仮名入力にならないようにも出来ますけど…。

で、後から見たら、オプションで最初から仮名入力モードに出来たらしい(^^;
…最初っから仮名入力モードでやってたらもっと楽だったろーに…(^^;

ただ、ローマ字入力でもかなり入力には幅があって、「しゃ」と入力
するのも「sya」でも「sha」でも「sixya」でも「silya」でも通ってしまう
というのは、かなりスゴいと思います。

ちなみに、最初は選べるキャラクターは碧だけですが、クリアするたびに
奴隷碧、女王様碧も使えるようになります。
てゆーか、女王様碧シナリオがメインでしょう、やっぱ(笑)


・クイズdePONPON
らーじPONPONより1年後、全てのヒロインたちを孕ませてしまった主人公(爆)
のその後を描いた話です。
…5人同時エンドならともかく、9人同時エンドっスか?(^^; …出来るのか?(^^;
# つーか、碧まで孕ませてたんかい(^^;

展開としては、孕んだヒロインがこれは主人公の子だとるり香に話すのを
阻止する(誤魔化す)ため、クイズ勝負を挑む…という話。
…なんでそこでクイズ勝負やねん(笑)

クイズは各キャラクター毎にジャンルが違っていて、キャラクターは9人。
最初は選択肢が3択で、ノルマが3問とかなのですが(設定で変更可能)、
何人かクリアする毎に選択肢が4択になり、ノルマが5問になりと、どんどん
難しくなっていきます。なので、得意なジャンルは最後に残しておく方が
無難でしょう。
# 「ウルトラマンで大阪城を壊した怪獣は?」「味皇」…即答してもーた(^^;
##間違ってる間違ってる(^^; つーか、なんでこんな選択肢があるねん(^^;

クイズの方は、かなり問題数も豊富に用意されていて、クイズゲームして
充分楽しめます。ちょっとジャンル偏ってるけど(笑)

ちなみに、クイズをクリアするとそのキャラクターとのご褒美があります。
…ええ、相手は当然妊娠していて、もうすぐ出産という状態で、です(爆)
# 君、心の底から鬼畜だよ(笑)

あ、ちなみにPONPONモードのON/OFFは健在ですのでご安心を(笑)


・ピュアメール外伝
ピュアメールの舞台設定で、主人公は前作の主人公のクラスメイト古谷奨。

話は、ある日主人公の暮らすに転校生・友坂真彩がやってくる。県で一番の
進学校から来たということでみんなからいろいろ質問をされるが、何も
語ろうとしない真彩。そんな真彩と接しているうちに、主人公は次第に
真彩に心惹かれていき…という、ピュアメールにあるまじき純愛です(笑)
# いや、ピュアメールにも純愛ルートはあるだろう(^^;

二歳から始める性教育、基礎から学ぶ孕ませ方…。
なんでそんな本が学校の図書室にあるんだ(^^;
# いつもふたりではんぶんこ…(笑)
##きっと相手はジョリィだ(笑)

ショートストーリーといいつつ、結構しっかりとした話になっていて、
プレイもそれなりの時間が掛かりました。でも、なかなか良かったです。

…しかし、これのどこがピュアメールなんスか(^^;
いや、確かに謎のメールは届いてましたし、真彩にもメールは送り
倒してましたけど…(笑)

つーか、あの謎のメールの相手はいったい誰!?
不思議ストーリーでそのまま終わってしまうのかっ(^^;


・その後のピュアメール
最初は出ていないのですが、条件を満たすと選択することが出来るように
なるメニュー。ピュアメールの7年後の話をマヨちゃん監修で描いた
スリルとサスペンスのドラマです(笑)

ピュアメールのキャラクターのうち、どのキャラクターをクリアしたかを
指定すると、そのキャラクターとのエンディングに関してその後の話を
見ることが出来ます。

ここで特筆すべき点は、クリアしたキャラクターは複数指定が出来ること。
組み合わせるキャラクターによってとんでもない話になります(笑)

内容は…あまりにもシュールすぎ(笑)
ほとんどのキャラクターが壊れてます(笑)
# 特に碧(笑) 女王様モード全開(^^;

「断れなかったんだ…」(笑)
# 「それも…毎晩」(爆笑) ←主人公、弱すぎ(^^;

「…しかたなかったんだ」「したのか?」「…した」(笑)

「これ以上ないぐらいにね!」(笑)

しかし、りん、それはいくらなんでもまずいだろう(^^;
セーラー服を着た小学生の子持ちは…(爆)
# 「セーラー服を着た」がどこにかかるかは想像にお任せします(笑)

つーか、ピュアメールから7年後の話で、主人公が大学生。
するってーとピュアメールの時の主人公って…(^^;
確か2年だったハズですけど…(^^; ろ、浪人したんですよねっ(^^;
でも、衣里とは前も、その前の学校も一緒だったって?(^^;
…その前?(爆)
# つーか、衣里のその後の話、それもヤバすぎ(^^;


・その他
上記の他には、スタッフルーム、壁紙&スクリーンセーバー、次回予告が
あります。KIDNAPの予告ムービー、なかなか良く動いてますね。


ワンプレイは…えーっと、何をもってワンプレイと言えばいいのでしょうか(^^;
一番長いであろうピュアメール外伝の時間で言えば、1時間30分程度。

ピュアチャッター碧とか、クイズdePONPONはすんなりクリアすれば30分も
かからないぐらいですけど、どれぐらいコンティニューするかは人により
ますからねぇ。


お奨め度ですが、大前提として少なくともらーじPONPONとピュアメールを
知っていること。コンプリートまではしていなくてもいいと思いますけど、
少なくてもどんな内容のゲームか、どんなキャラがいるかぐらいは知って
おかないと、あまり楽しめないかも知れません。
さらに、OverflowのWebサイトでマヨちゃんに関する知識もある程度得て
いた方がなお良いでしょう(笑)

ということで、らーじPONPON・ピュアメールが好きな人(特にピュアメール)
には諸手をあげてお奨め。特にその後のピュアメールは必見(笑)

ただ、ピュアメールを本気で愛している人は、その後のピュアメールは
見ない方がいいかも知れません(^^; 特に、感動した直後にあんなのを
見たら、しばらく立ち直れなくなるでしょう(笑)
# 私は腹抱えて笑いましたけど(^^;


こーいうバラエティーソフトにしては、中身も凄くしっかりしていて、
もう少しボリュームを付ければそれぞれのメニューが単体でも売れそうな
ぐらいの出来だと思います。

値段もお手ごろですし、らーじPONPONとピュアメールが好きな人には、
マイナスになる点はほとんどないような気がします。
この2つが好きな人は、買うのが義務でしょう(笑)


ただ、どちらか片方だけが好きという偏食な方(笑)はというと、
ピュアメールが好きな人ならほぼ問題ないでしょう。
メニューの多くはピュアメール絡みなので。

問題はらーじPONPONが好きな人。こーいう人でも、ピュアメールを
プレイしたことがある、もしくはどんなゲームか、どんなキャラが
いるかを知っているという人であれば、まあ楽しめると思います。

ピュアメールのことを全く知らないとなると、ちょっと厳しいですね。
らーじPONPON関連のメニューはクイズdePONPONだけですので…。
まあ、ピュアメール外伝はピュアメールを知らなくても楽しめると
思いますし、ピュアチャッター碧もごく普通のタイピングゲームと
してはそれなりに楽しめると思いますから、まあ値段も考えると
買って損ということはないでしょう。

どっちも知らない人は、さすがにやめとけ(^^;
らーじPONPONを知らない人はお奨め度から1点、ピュアメールを
知らない人はお奨め度から3点引いといてください(^^;



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