南国ドミニオン King of solitary island
ブランド名 ソフトハウスキャラ ジャンル 無人島脱出SLG
発売日 2005.02.18 定価 \8,800
パッケージ 紙製パッケージ(156x225x36mm) マニュアル A5ブックタイプ
DISC容量 1.23GB(DVD-ROM)
原画 綾風柳晶
佐々木珠流G・むにょ
ちんじゃおろおす明音
シナリオ 内藤騎之介
音楽 30曲、Angel Note畑亜貴 あり(1曲、OP&ED)、大波こなみ、
咲良、みろみろ☆むむ
音声 あり、春日アン、ダイナマイト☆亜美ダイナマイト☆亜美、神崎ちひろ、紫苑みやび
宇佐美桃香、大波こなみ、一条光、原田友貴、植木亨、金松由花
インタフェース メッセージ送りのみキーボード可 描画 Window・フルスクリーン両対応、
800x600
セーブ箇所 100箇所 CG枚数 239枚
おまけ CG鑑賞、イベント回想、音楽鑑賞、アイテム一覧、背景鑑賞、コメント
対象属性 サバイバル、コメディ、ピンク髪、ストレートロング、お兄ちゃん、黒髪、ポニーテール、
リボン、女医、白衣、眼鏡っ娘、人妻、エプロンドレス、メイド服、着物、ストッキング、
オーバーニーソックス、母乳、体操服、ブルマ
1プレイ時間 3〜12時間 お奨め度 7

レビュー
概要
主人公は、飛行機事故に巻き込まれて気が付いたら無人島に流れ着いていた。
そこには主人公のように流れ着いた人が9人おり、表面上は協力しつつ、なんとか
毎日を生き抜いていた。しかし、裏では自分だけが生き残ろうとしたり、共同で
集めたものを奪っていったりする人もいた。果たして主人公は、無事この島から
脱出することが出来るのか……という、無人島脱出シミュレーションゲーム。
キャラクター・CG・音声・音楽
キャラクターは以下の通り。

真田夕美(さなだゆみ)。(CV:春日アン)
通称「お嬢」。学生で、探検部に所属。その知識と運で、無人島を生き抜く。
主人公のことは「お兄ちゃん」と呼び、親しく接してくる。

大谷奈菜(おおたになな)。(CV:ダイナマイト☆亜美)
通称「ポニー」。ポニーテールだからポニー(笑)
浪人生でアルバイター。バイトの経験から、料理が得意。強気で生意気。
周りの人間をあまり信じていない。

前田ちひろ(まえだちひろ)。(CV:紫苑みやび)
通称「ドクター」。記憶喪失の治療にメスを取り出す危険な女(笑)
斜に構えた女性で、ひたすらマイペースを貫く。
# 「どうして医者になったかだと? ○○ッ○○ャッ○先生に憧れたからに
# 決まっているだろう」……言い切ったよこのヒト(笑)

林神代(はやしかみよ)。(CV:宇佐美桃香)
通称「ママ」。新婚の専業主婦。漂流者達の中でも母親的存在で、選択などを
自ら引き受けてくれる。おっとりとした、優しい雰囲気の女性。

山内未来(やまうちみらい)。(CV:大波こなみ)
通称「メイド」。てきぱきと仕事をこなすが、たまに破壊的な料理を作るなど
どこか抜けているメイドさん。

中川倉子(なかがわくらこ)。(CV:神崎ちひろ)
通称「姫」。現役芸能人。子役時代から芸能界におり、芸歴は長いが今ひとつ
パッとしない女優。ちょっぴりドジ。

絵の方は、すっきりとした絵柄で、爽やかな印象が漂います。可愛らしさと
色気を兼ね備えた感じで、爽やかながら肉感もたっぷりな魅力的な絵柄だと
思います。
CGはコントラストのはっきりした明るい色遣いで、キャラクターがとても
活き活きして見えていいですね。
立ち絵はポーズ変化はなし、表情変化はあり。パターンはあまり多くないの
ですが、変化がわかりやすく、感情はよく伝わってきます。
また、会話シーン以外では別のポーズを取ったりもします。

キャラクターは一癖も二癖もあるキャラクター揃い。みんなそれぞれに島を
脱出しようと独自に動いているため、かなり裏表が激しくなっています。
また、思わぬキャラクターが思わぬスキルるを持っていて、意外な特技が
あったりと、なかなか意表を突く設定になっています。
お嬢が戦闘技術を持っていたりとか、メイドが大工作業が得意だったりとか。

音声は、キャラクターとのマッチングもよく、演技の方も問題なし。
ただ、結構似たような声・演技のヒトが多く、やや個性に欠けていたかも。
みんな同じような演技に聞こえちゃうんですよね。
これだけ個性豊かなキャラクターなのに、不思議ですが。まあ、別に悪くは
ないと思いますけど。

音楽は、明るくほのぼのとした雰囲気の曲が多め。次いで激しい曲が多く
なっています。コミカルな雰囲気を醸しだしていますね。

ゲームを開始するとプロローグの後にオープニングアニメーションが流れます。
歌は南国の雰囲気漂うゆったりとしたトロピカルな曲で、可愛らしい雰囲気が
漂っていてなかなかいいですね。聴いていて楽しいです。
絵の方は、キャラクター紹介、シーン紹介的なものですが、コミカルな演出が
とても面白く、結構動きもあって見応えがあります。

エンディングも歌あり。ただし、歌はオープニングと同じです。
システム
インタフェースはメッセージ送りのみキーボード可。
既読スキップ、強制スキップ、バックログ搭載。
バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。
通常時も音声のリピート再生は可能になっています。

描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です。
動作の方は比較的軽快。ポップアップでやや待たされますが、これは設定で
OFFにすることも出来ますし。スキップ動作は高速です。

セーブ箇所は100箇所。セーブ/ロードは行動選択時に可能です。
セーブデータはセーブ日時の他、何日目かと時間帯、天候、現在地、行動力、
体力、個人層事共同倉庫の備蓄量、生存者が保存されます。
数としては、そんなにあちこちでセーブする必要もないと思いますし、これ
だけあればなんとかなるでしょう。

システムは行動選択型のシミュレーション。
食材や建材を集め、施設やアイテムを作ったり、各キャラクターと会話したり、
かなり自由度の高いシステムになっています。

ディスクレス起動不可。バックグラウンドでの動作は可能です。
主人公の名前は「木下喜一郎」固定……ですが、ゲーム中では「アロハ」としか
呼ばれません(^^;
# お嬢には「お兄ちゃん」と呼ばれますが。
シナリオ・プレイ感
ゲームの方は、主人公達が無人島に流れ着いたところから始まります。
表面上はみんなで協力しつつなんとか生き延びて、救助が繰るのを待つか、
脱出する方法を探すことになります。

ストーリーは終始明るい雰囲気で進みます。無人島に流れ着いて助かる見込みが
ない悲壮感とか、誰が敵で誰が味方かわからないという緊迫感などは何処吹く風
という感じで、ひょうひょうとしたコミカルな展開が多いです。

どのように行動するかでストーリー話の展開は大きく変わるようになっていて、
救助が来たり、自力で脱出したり、そのまま島に居着いたりと、様々な話を
楽しむことが出来るようになっています。

特筆すべきはなんといってもその自由度の高さ。施設を作って救助を待つも良し、
脱出の方法を探すも良し、島に定住しようとするも良し、ひたすら女の子と
いちゃいちゃするも良し、アイテムを開発しまくるも良し、他のキャラを殺し
まくるもよし(笑)、好きなように話を進めることが出来て、何度も遊べます。

気になったのは、キャラクターの変わり身の速さ。さっきまでフレンドリーに
話していたかと思ったら、いきなり鬼のような形相で殴りかかってきたりと、
かなり唐突で面食らうことも多々ありました。
まあ、プレイの仕方によっては、主人公も他のキャラクターを狙撃したりする
わけですが(笑)

また、発生しているイベントと会話の内容がちぐはぐなこともあって、組み
合わせによってはかなり笑えることも。
お嬢にメガネの水着を貰って、「私だと思ってね」とか言われても(^^;
# シュールだ(^^;

H度は並。各ヒロインとも複数回用意されています。尺の方は、一番最初のシーン
だけは長めに設定されていますが、それ以降はかなり短めであっさり終わります。
数はかなり用意されているのですが、やや物足りないかも。
内容は基本的には純愛系のシーンが多いですが、一部凌辱系のシーンもあります。
ただ、凌辱もそれほどドロドロの凌辱ではなく、比較的軽い感じです。
ちなみに、主人公は夜になると性欲が有り余るため、純愛系のシーンでも、2回戦
3回戦は当たり前です。……ただ、描写は端折られている事が多く、描写されて
いたとしてもあっさり終わってしまうのですが……。勿体ないですね。
あと、作中作やおまけでかなりの数のおまけシナリオがあるのですが、そちらは
H度もかなり高く、本編の薄さをカバーしている感じです。

テキストは誤字もほとんど見あたらず、テンポも良く読みやすいテキストだと
思います。
プレイ時間・難易度
ゲーム期間はエンディングの条件を満たすまで。エンディングの条件は様々で、
救助が来る、脱出方法を見つけて脱出する、島に永住するための施設を作る、
朽ち果てる(笑)など、好きなように進めることが出来ます。

ワンプレイは3〜12時間。どういうプレイの仕方をするかでかなり変わってきます。
他のキャラクターには目もくれず、ひたすら救助施設を作りまくっていれば、
3時間程度でエンディングを迎えることが出来ます。逆に、出来る限り各キャラの
イベントを見るようにプレイすれば、10時間を軽く超えるでしょう。

難易度はやや高め。食料が不足すると各キャラの不信感が高まり、食料が盗まれ
たり、悪循環になりますので、注意が必要です。
この食料などを集めるためには、ミニゲームをクリアしないといけないのですが、
これがなかなか難しく、効率よく集めることが難しいです。
なので、常に食料を集めているような印象がありますね。
まあ、ちょっと邪道なワザを使えば、簡単に食料を集められるようになります
ので、どうしても上手く行かない人は試してみてはいかがでしょうか。
あまりに邪道過ぎるので、最後にこっそり書いておきます。
あと、コンプリートするためには、ひたすらアイテムを開発する必要がありますし、
特定の場所・時間帯でないと発生しないイベントもありますので、かなり手間が
かかると思います。
また、2周目以降はゲーム開始時にいくつかのスキルを選択して覚えることが出来、
楽に進めることが出来るようになります。
総評
お奨め度ですが、ゲーム性の高いやり込み型のゲームが好きな人にお奨め。
どんな風に進めるかは好きなように選べ、非常に幅広いプレイが出来ます。
ややミニゲームが難しく食料を集めるのは大変ですが、それ以外はバランスも
良く、楽しくプレイできると思います。

ただ、エンディングを迎えようと思ったら、ある程度やるべき事は決まってくる
ので、結局はちょっと作業っぽくなってしまうのは致し方ないでしょうか。

そして、イベントはぶつ切りで発生し、各イベントは短めのため、全体的な
ストーリーとしてはやや弱く、最後に唐突にストーリーが進展する感じですので、
ストーリー性にはあまり期待しない方がいいでしょう。
また、主人公は記憶を失っており、夜にはやたら性欲が満ち満ちたり、他の
キャラも夜に違和感を覚えたりするのですが、そのあたりが今ひとつ有効に利用
されていなかったり、ちょっと勿体ないですね。
もう少しストーリー性もあれば、さらに楽しめると思うのですが。
まあ、ゲーム性とストーリー性の両立はかなり難しいとは思いますが……。

ともあれ、ゲームとしてはかなり遊べる内容になっていますし、退屈することなく
何度も遊べると思いますので、自由なゲームをプレイしたい人は是非。

最後に。えーっと、無人島物語? ←禁句
# まあ、陵辱とかほとんどありませんけどー。


さて、以下に、食料集めの裏技的邪道ワザの方法を書いておきます。
これを使えば、簡単に食料・食材・建材を集めることが出来ますので、より自由に
ゲームを進めることが出来るようになります。……まあ、ちょっと面白みも減って
しまう気はしますけど(^^;


「生活」コマンドの「収穫」ですが、これは神経衰弱のように同じ絵柄を揃えて
食料等を集めるようなミニゲームになっています。このゲームは開始時に全体が
表示されるのですが、その時にPrintScreenあたりで画面のイメージコピーを取り、
ペイントソフト等に貼り付けてそれを見ながらプレイすれば、簡単に全ての食料等を
集めることができます。
これを、島のステータスのうち「収穫」が「最高に良い」となっている所でやれば、
1回で100前後の食料等を集めることが出来るようになりますので、5〜6回もこれを
やっておけば、食料等で悩むことはなくなるでしょう。
……身も蓋もないですね(^^; よい子は真似しちゃ駄目だぞ!(笑)



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