カラフルウィッシュ〜12コのマジ★キュン!〜
ブランド名 戯画 ジャンル 魔女ッ子学園アドベンチャー
発売日 2008.04.25 定価 \9,240
パッケージ 紙製パッケージ(194x265x32mm) マニュアル B5ブックタイプ
DISC容量 GAME DISK : 2.54GB(DVD-ROM)、Alpha-ROM
12コの激萌えハーレムディスク : 7.9MB、CD-DAなし
原画 七海綾音天羽真理
uni8猫野おせろ
シナリオ 天崎カケル、夏椿、
藤原休樹 with 企画屋
音楽 22曲、溝口哲也、C.G mix あり(1曲、OP)、KOTOKO
音声 あり、咲ゆたか、中家志穂、天水るみ、みなづき蓮、鶴岡さくら、青葉りんご
楠上ありか、唯香、香澄りょう、丸山ちなみ、和葉、新世有希乃、
野々村沙夜、桜城ちか、斉藤ミサ、アッキー
インタフェース フルキーボードサポート 描画 Window・フルスクリーン両対応、
800x600
セーブ箇所 99箇所+オートセーブ20箇所 CG枚数 111枚
おまけ CGモード、回想モード、音楽モード
対象属性 学園物、魔法少女、魔女っ子、ドタバタ、ラブコメ、純愛、幼馴染み、幼なじみ、紫髪、
ストレートロング、ヘアバンド、オーバーニーソックス、お下げ、ショートカット、銀髪、帽子、
ボブカット、双子、赤髪、ボクっ娘、ピンク髪、お兄ちゃん、金髪、ツインテール、巨乳、
眼鏡っ娘、委員長、お嬢様、縦ロール、タカビー、ツンデレ、長耳、羽根、ポニーテール
1プレイ時間 5〜6時間 お奨め度 6

レビュー
概要
不思議な能力を持つ人が通う全寮制の聖ディアマンテ学園。主人公も能力を
発現し、この学園に通うことになる。しかし通常、能力は女性にしか発現
することはなく、主人公は学園唯一の男性だった。学園では、学園祭で
寮毎に選抜されたメンバーで大魔法を披露するというイベントがあり、
主人公はそのメンバーに選ばれた。女の子に囲まれながら、大魔法を成功
させるために頑張る主人公。果たして大魔法の結果は。そして女の子に
囲まれた寮生活はどうなるのか……という、魔女ッ子学園アドベンチャー。
キャラクター・CG・音声・音楽
キャラクターは以下の通り。

絵梨(えり)。(CV:咲ゆたか)
主人公の幼馴染み。幼い頃に能力を発現し、学園に通っていた。主人公に再会
出来たことを喜び、いつも世話を焼く。妄想癖があり、スイッチが入ると周りが
見えなくなる。変身能力を持っている。たまに戻れなくなる。

雛子(ひなこ)。(CV:丸山ちなみ)
気が弱く、押しに弱く、いつもみんなにからかわれている。ブラックホール
能力を持っている強力で制御が難しいため、本人は不安に思っている。

弥生(やよい)。(CV:鶴岡さくら)
明るくノリのいいダジャレ大好きっ子。マシンガンのようにポンポン喋る。
召喚能力を持っており、使い魔のレイラを呼び出せる。

恵美(めぐみ)。(CV:唯香)
ごく普通の女の子だが、極度の男性恐怖症。主人公が近くによると、鉄拳が
飛んでくる。透視や念力など超能力的な能力を持っている。

玲奈(れいな)。(CV:みなづき蓮)
一見無表情で無愛想だが、毒舌で人をからかうのが大好きな女の子。辛辣な
ことを言っては人の心をえぐるが、悪いと思った時にはすぐに謝る。
治癒能力を持っているが、一人では上手く発動できない。

理奈(りな)。(CV:みなづき蓮)
玲奈と双子。性格も言動も全く同じ。二人同時にステレオで話すことも多々。

結愛(ゆあ)。(CV:天水るみ)
明るくいたずら好きな女の子。いつも主人公をからかう。ありさを師匠と慕い、
尊敬する。師匠譲りのイタズラは、ちょっとエッチな方向に向かう。男の子に
興味津々。炎を操る能力を持っている。

瑞樹(みずき)。(CV:楠上ありか)
体育会系のさっぱりした女の子。身体を鍛えているため身体能力は高い。
さらに、身体強化能力を持っている。

まゆ。(CV:青葉りんご)
飛び級で進学してきた天才少女。非常に高い能力を持っている。
おっとりほんわかとした女の子。主人公のことを「お兄ちゃん」と呼び慕う。
一見子供だがも思ったよりいろんな知識を持っている。時間を操る能力を持つ。

萌花(もえか)。(CV:中家志穂)
残念な学力を持つ女の子。要するにバカ。しかし、負けず嫌いのため、知った
かぶりをして、いつも自爆する。そして落ち込む。それっぽいことをそれらしく
言われると信じてしまう。雷撃能力を持つが、コンディションによって威力が
大きく変わる。

ありす。(CV:香澄りょう)
お色気たっぷりのお姉さん。留年しているため1つ年上。お酒大好き。お酒の
ことになるとプライドをかなぐり捨てる。……学生なのに……。
読心能力を持ち、下心に関しては鋭く読み取れる。男を籠絡するための能力(笑)

栞(しおり)。(CV:和葉)
委員長。生真面目で堅物。人をまとめるのが得意。戦闘力の半分は眼鏡にある。
何でも出来る万能な能力を持つ。

エレーヌ。(CV:新世有希乃)
我が儘で傲慢なお嬢様。自分勝手なため、規律にうるさい栞とは犬猿の仲。
天候操作能力を持つ。

レイラ。(CV:桜城ちか)
弥生の使い魔。丁寧で物腰柔らかいいい使い魔。

絵の方はとても可愛らしく活き活きとした魅力的な絵柄。原画家さんは複数
いるのですが、それほど違和感はありませんでした。
特筆すべき点としては衣装。みんないろんなタイプの服を着ていて、とても
個性が出ていていいですね。ほとんどのキャラがニーソなのもステキです(^^)
CGは明るく発色のいい色遣いで丁寧に処理されており、見栄えもいいです。
立ち絵はポーズ変化・表情変化共にあり。ただ、ポーズ変化は身体の一部が
動くだけという感じで、パターンはほとんどありません。そのかわり、表情
変化は豊富で、コロコロと切り替わるので見ていて楽しいです。

キャラクターは個性豊かな面々揃い。いろんなタイプのキャラクターがいますが、
基本的にみんな自己主張が強いので、キャラは立っていると思います。
まあ、さすがに一部キャラ被ってる感じの人もいますけど。

音声はキャラクターとのマッチングはばっちりで、演技の方も問題なし。
どのキャラクターもとても活き活きとしていて、感情移入しやすいです。
双子がステレオで話す所なんかはなかなか面白かったです。

音楽は曲数としては静かでゆったりとした曲が多いんですが、使われている
数的には明るく楽しい雰囲気の曲が多いです。シーンに合わせた曲が使われ、
作品を盛り上げてくれます。

ゲームを開始すると、オープニングアニメーションが流れます。
歌はポップで可愛らしい歌。明るく楽しい雰囲気で、合いの手も入ったりと、
なかなか面白いです。
絵の方はキャラクター紹介・シーン紹介的なもの。デフォルメキャラが多様
されたり、こちらも楽しい雰囲気になっています。
システム
インタフェースはフルキーボードサポート。
既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。
バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。
通常のメッセージ送りもキーボードで可能。音声のリピート再生も可能です。

描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です。
動作は設定次第ではそこそこ軽快になります。スキップ動作はそこそこ高速です。
また、次の選択肢にジャンプ、前の選択肢にジャンプも可能です。

セーブ箇所は99箇所+オートセーブ20箇所。セーブ/ロードは随時可能です。
セーブデータはセーブ日時の他、シーン画像とメッセージの一部が保存されます。
数としては、それほど選択肢も多くなく、これだけあれば充分かと。

システムはオーソドックスな選択肢決定型のアドベンチャー。
最初の選択肢で大きく3つにストーリーが分岐しているようです。

本作にはAlpha-ROMによるプロテクトが施されており、初回起動時のみディスク
チェックが入ります。それ以降はディスクレス起動可。
バックグラウンドでの動作は設定を変更することにより可能です。
主人公の名前は「井上陸(いのうえりく)」固定です。
シナリオ・プレイ感
ゲームは学園祭の大魔法で何をするかを決めるところから始まります。
大魔法の成功に向かって頑張りつつ、女の子たちとの絆も深めて行く……と
いうお話です。

前半はまだ学園に慣れていない主人公が色々と教わりつつ大魔法で何をやるか
思い描き、それに向かってみんなと計画をまとめつつ、距離を近づけていく感じ。
基本的にドタバタの楽しい雰囲気で進みます。

後半は、女の子の抱えた問題を乗り越えつつ、大魔法の成功に向けて努力して
いきつつ、絆を深めて行くという感じ。

最後はすっきり綺麗に、そしてちょっと心温まる幹事の終わり方で、なかなか
心地よいですね。

まず特筆すべきはキャラクター。ヒロインが13人と多く、みんな個性豊かで
会話も楽しく、またそれぞれがきっちりキャラが立っていて活き活きしていて
とても魅力的です。控えめなキャラクターが少ないので、ちょっと圧倒される
感もありますが。

それとは逆に、主人公はちょっと押しに弱く、優柔不断で、いざというときに
強く出られずうじうじしちゃうところがあり、ちょっと気になりました。

H度はやや高め。回数的には1〜2回と少なめですが、ヒロインの数が多いですし、
各シーンの尺はかなりたっぷりめになっていますので、物足りなさを感じる
ことはないかと思います。描写も比較的濃いめです。
基本的に付き合い始めて最初の気持ちを確かめ合うようなシーンがほとんどで、
お互い慣れていなくてぎくしゃくしながらも、色々と会話をして盛り上げつつ
勧めていくという感じです。おかげで気持ちが掴みやすく、感情移入もしやすく
なかなか良かったです。

テキストは誤字と絵はほとんど気にならず、テンポも良く、読みやすいテキスト
だと思います。
プレイ時間・難易度
ゲーム期間は約2週間。日付の経過はそれほどしっかりとは描かれず、後半は
かなり端折られたりもするので、あまり気にする必要はないかと。
まあ、学園祭の日は明確に決まっていますけど。

ワンプレイは5〜6時間。プレイしやすい長さだと思います。
ヒロインの数が多いため、個別ルートはやや短めではありますが、前半で
大きくシナリオが分岐するため、コンプリートしようと思うとそれなりに
時間はかかります。

難易度は低め。基本的に誰と一緒に行動するかを選ぶ選択肢がほとんどで、
狙ったキャラと行動していれば問題ないです。
ただ、最初の選択肢で大きく分岐するため、それによってクリア出来るキャラが
決まってくるので注意。
総評
お奨め度ですが、明るく楽しい学園ラブコメが好きな人にお奨め。
個性豊かなキャラクター達に引っかき回されるドタバタな展開で、スピード感も
あってプレイしやすく、またバラエティ豊かな展開を楽しむことが出来ます。
また、最終目的は大魔法を成功させることなので、みんなで力を合わせて1つの
ことを成し遂げるという、青春まっしぐらな展開も楽しめます。

ただ、ヒロインの数が多くて、みんな個性がバラバラなので、まず会話がやや
散漫になりがちで、さらに多人数が絡むと1つの会話がやや長くなって、わかり
づらくなっているように感じました。
また、個性バラバラなメンバーで1つの魔法を作り上げるということで、やや
強引な役割分担があったり、理論的に意味不明なことがあったりと、ちょっと
苦しい、苦肉の策のように思えるところもありました。
ブラックホール能力とか肉体強化とか、なかなか使いどころないですしね(^^;

あと、ヒロインが多く、みんな主人公に好意を寄せているため、個別ルートに
入ると、みんなから嫉妬やからかいを受けるという展開になります。
そして、主人公は優柔不断で押しが弱いため、いざというときに邪魔が入って
なかなか前に進めない、ということが多々ありました。
それを微笑ましいと受け取るか、もどかしいと受け取るかでかなり印象が違う
と思いますが、私はどちらかというと後者で、やきもきしたりイライラしたり
することが多かったです。

ヒロインの数が多くみんな個性的なため、それが長所でもあり、短所にもなる
作品で、人によってかなり受け止め方が違ってくる作品だと思います。
ただ、個別ルートはやや短めですが、いろんなストーリーが楽しめますし、
みんなで協力して1つのことを成し遂げるというのは(多少強引ではありますが)
見ていて微笑ましく、プレイ後はすっきりとした気持ちになれます。
途中のやきもきする展開を受け入れられるかどうかで印象が変わりますが、
キャラクターが気に入っていればそれほど気にならないでしょう。

最後に。魔法少女☆もえもえ萌花、愉快すぎる(笑)


ヒロインが12人(13人)もいると、1つの会話でもボリュームがデカくなって、
誰が喋ってるのかよくわかんなくなったり、収拾付かなくなりますね……。
なんだか、すっごく身にしみて分かります(笑)



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